ヒリダスの余分ログ

よぶんこそじぶん。などと思ってみたり、みなかったり。

20171027 悲しき満腹

歳を重ねてきて、
「悲しいな」と思うようになってきたことの一つに、
「お腹がいっぱいになる」ということがある。


昔なら、
(とは言っても元から人並みにしか食べないが)
頑張ったら無限に食えそうみたいなモードがあったはずなのに
その感覚と感動が、
もう自分の中には無いのだなと思う瞬間がある。


頑張っても、大体ちょっとしたらお腹いっぱいになって、
後は惰性で食う感じだな(遠い目)みたいな。


昔ほど量が食べられなくなったということと、
量を食べることに対しての冷めた感じ。


「いっぱい食べたい」と思うわんぱくな自分より、
「そんなに食ったら後で大変だよ」、
「気持ち悪くなるよ絶対」と
場数を踏んできた冷静な自分が勝つ感じ。


だからこう
「ビュッフェとか楽しいかも!ビュッフェいこうかな!
あれ?ブッフェ?ビュッフェ?どっちにしても楽しそう!」
などとふと思い立っても、
次の瞬間には
「でもどうせそんなに食えないしな・・・」となんか落ち込む。


なので近頃は
「あれ食べたい、これ食べたい」というよりも
「何か美味しいもの食べたい」と思うことが多くなった。


量より質。
それもお金をかけたいわけではなく、
量が食べれないのでやむ終えず質。みたいな。
哀愁漂うこの気持ち、
同世代や上の世代の方々も皆抱えているのだろうか。