ヒリダスの余分ログ

よぶんこそじぶん。などと思ってみたり、みなかったり。

20171026 発明

我が家には発明が2つある。


ひとつは廊下に
突っ張り棒とのれんを巧みに駆使し、
作り上げた衣装掛けスペース。
帰宅して、脱いだ上着をそこに
サッとかけられるヤツ。


もうひとつは、
脱衣所に設置した
編み状で薄幅のコロ付きラック。
広くない脱衣所に
ぴったりのサイズのものを見つけて、
洗濯洗剤のボトルや
シャンプーの詰め替え用のストックを
置けるスペースができた。


家に居てふとした時に、
「いやーこれはよく思いついたねこれ」
とアホみたいにうっとりしてしまう。


そのくせクローゼットの上手な使い方がわからなくて、
我が家のクローゼットには
服が一枚も収納されていなかったりする。


そういう妙な暮らし方のせいで、
上記のようなアイデア
スペースを生み出さなきゃいけないとも言える。
しかしその何とか生み出した部分に愛着が湧くのもまた事実。


発明なんて言ってしまっているが、
こんなにも文明が発達しているのに、
生活の中での失敗は未だに多い。
湿気でカビる。虫がわく。
壁紙がはがれる。服や靴をダメにする。
やってみたけどダメだったね。
みたいなこともよくある。


その都度、
こうしてみようああしてみようと、
仮説と検証の繰り返し、
生活とはまるで実験のようなもの。
生きるとは、暮らすとは、
なんちゅー奥深さなのだろう。