ヒリダスの余分ログ

よぶんこそじぶん。などと思ってみたり、みなかったり。

20170824 パツキン

30歳になったら、
金髪にしようと思っていた。


そのほうが
「30の人」だと周りに
わかりやすいからだ。


「なんで金髪なの?」
「30なんで記念に。」
と答えれば面倒臭くないし、
何ならおめでとうの言葉と共に
何か粗品をもらえるかもしれない。


そもそも金髪になんて
何かきっかけがないとしない。
ただちょっと興味はある。
そのきっかけに30という節目は
バッチグーに思えた。


でも、しなかった。
30を目前に、ある日鏡の前で
「多分このおじさんには、金髪は似合わないな」
と悟ったからだ。


それ以外にも、
会社への確認をとることの面倒さとか
社会からのまなざしとか、
頭皮へのダメージとか、
どんな服着たらいいのとか、
イキッてる感出ないかとか、
頭皮へのダメージとか、
街でカツアゲされないかとか、
頭皮へのダメージとか、
様々な要因を考慮して金髪にしなかった。
THE大人な判断。


絶賛30歳中だから、
まだチャンスは捨てていないし、
会社やめて金髪にして
コンビニにたむろしたいと思ってる。
いっしょにたむろしてくれる友達いないけど。