ヒリダスの余分ログ

よぶんこそじぶん。などと思ってみたり、みなかったり。

20170705 20代はこれにて。

20代が暮れていく。
人と比べれば、
足りないところばかりだったし、
今も至らないことばかりだけれども、
それでも何か人生の大切な章を、
今閉じようとしているのだな、という
心の中にうすぼんやりとした何かがあります。


私の20代は
「大人ってもしやこうなんじゃないか」といった、
思春期に抱いていた疑問を解消していくという
そんなテーマがあったりなかったりしたものですが、
どこか大人であって、
どこか大人でないことを許される
そんな空気の中で、
世の中をじっくりと見渡したような
そんな時間だったような気がします。


では30代はどういう有りようで、
何を世の中へ投げかけていけるのか
みたいな空気が漂っているような
気がしなくもなくもありません。
よくわかりません。ほにゃらら。


私の20代を始まりから結びまで見守ってくれた妻が、
ケーキと花と、とんかつ和光のお弁当を買って
仕事帰りの私を迎えてくれました。
ねぎらいの言葉をくれました。


森の木が誰に知られることもなく、
年輪を増やしていく。
広い世界の中での私の今日も
それに似ているなと思ったりもして、
それもまた良いものだなと感じていたのですが、
年を重ねる様を隣で見ていてくれる人がいるのは
この上なくありがたく、幸福であります。


あぁではでは、
言いたいこともまとまらぬまま、
20代はこれにて。